神戸女学院中への架け橋

神戸女学院中学部受験に際し、実際に抱いた不安や疑問などをもとに、これから受験される方の参考になれば嬉しいなと思いつつ綴ります。

受験当日の準備について。

随分と放置してしまいました。
暫く仕事が忙しく、バタバタとする日が続きまして・・・。
娘も手を離れる時期になり、仕事に積極的になってはみたものの、やはり外に出るというのはストレスを含め大変ですね。

今年も間も無く入試本番。
今年の受験生さんたちの親御さんは「もう早く終わってしまえばいいのに!」と、胃の痛む思いでいらっしゃることだと思います。
受験当日を迎えれば、本番の3~4日程は恐ろしくあっという間に過ぎ去りますので、受験日数分の準備を整えて置かれることをおすすめします。

まず、女学院入試に関しての持ち物について。
基本的な部分は入試説明会でもお聞きになったと思いますので、ここでは細かいことを・・・。

風邪や寒暖差アレルギーなどで鼻水の出やすい時期ではありますが、ポケットティッシュにはご注意下さい。
持ち込み禁止です。
文字の書かれた物が多いので、特にお肌に優しい保湿系等は全般NGです。
路上で配られるようなティッシュの中から広告の紙を抜いた、透明の袋にティッシュのみが入った物であればギリOKかもしれませんが。
鼻水の際にはお手伝いの先輩方や先生方が下さいますので心配はご無用です。
ティッシュはダメと言われるだろうという心づもりでいらっしゃれば、入試直前の講堂内であたふたすることもありませんから、そのつもりでお持ちになって下さいね。

次に服装です。
よく言われることではありますが、動きやすく楽な、着慣れた服になさって下さい。
暖かい系肌着は調整が難しいので、あまり暖か過ぎるような物は避けた方が良いと思います。
カーディガンやパーカーを持たせた方が慌てず調整できますよ。
女学院は軽い登山がありますから、暖か過ぎる格好をしてしまうと汗をかく可能性もありますから。

また、お腹を壊しやすいお嬢様の場合、お腹にカイロを貼っておく(低温火傷に注意)こともおすすめです。
何せ緊張感など精神的なものから来る下痢はスト〇パなどの下痢止めが効きづらいので、温める方が効果的だったりもします。

そして付き添いのお母様方の服装について。
校門を抜け、集合場所の講堂までの間は、入試受付を終えた順に長い列となっての登山となります。
皆さんとペースを合わせ、疲れたからゆっくりと・・・ともいかない雰囲気の中、隣を歩くは元気盛りの小学生。
ヒールの高い靴は勿論ですが、スニーカーではないベタ靴も個人的にはお勧めしません。
できることなら1番歩きやすい3~5cm程度の太いヒールのある靴が楽だと思います。
また、講堂内は暖かいのですが、緊張感から来る震えがお腹の底からやってくる場合がありますので、ストールを1枚バッグに入れておくと安心です。
近くの厄神さんにお参りに行かれるもよし、駅周辺でお茶をなさるも良し、ガーデンズに行かれるも良し・・・ですが、時間に余裕があるのであれば校内にいらっしゃることをお勧め致します。
不測の事態に備えるため、そしてこの後続く受験日程で削られる体力温存のためです。
初日の女学院受験には、塾の早朝特訓があるにも関わらずしっかりと身支度を整える余裕がありましたが、2日目の朝には既にメイクが適当になり、3日目にはノーメイクになりました。
精神的疲労が凄まじいのです。
お嬢様の事だけを考え、ベストな状態にしてあげようという意識だけに支配されます。
自分のことは三の次です。
せめて体力だけでも温存なさって下さい。

良くない噂をばら撒かれることもある学校ではありますが、本当に良い学校です。
合格をお祈りしております。